2026年2月20日
古(いにしえ)からの文化を未来へ~秋の味覚 栗~
栗の深雫―くりのしずくー
私たち吉原農場は創業70年、筑西市で「いい栗つくろう」をモットーに一粒一粒に心を尽くして栗の生産をしてきました。栗の中でも収穫後に熟成することで糖度を上げた熟成栗を専門に取り扱っており、「吉原農場の完熟栗」としてたくさんのお客様にご愛顧いただいております。
今回、銀賞をいただいた「栗の深雫~くりのしずく~」は朝露と共に収穫できる最も美しい栗の実をイメージして名付けました。
原材料は、完熟栗の焼き栗と厳選したお砂糖だけ。収穫した栗を熟成し、焼き栗から製造することで、栗そのものの美味しさをより凝縮し味わっていただけます。また、「栗の深雫」のもう一つの顔としてラムエッセンスを使った「栗の深雫~ラム~」もあります。ラムエッセンスを使用し、ほんのりラムの香りが栗の風味と溶け合い、モンブランのような洋風に仕上げました。
昨今の栗業界はモンブランが人気の事もあり非常に盛り上がってきています。しかしその反面、栗農家の数は減少傾向にあり、近い将来おいしい栗が食べられなくなるかもしれません。
私は秋に栗を食べることは文化だと思っています。(個人的には熟成栗の専門家なので冬もと言いたいですが・・・)昔は山に入って汗をかきながら栗拾いをして、持ち帰った栗を茹でたり、焼いたり、栗ごはんにしたり、もっと手間をかけて甘露煮や渋皮煮、そんな大変な思いをしてやっと食べられた栗の味は格別だったことでしょう。
そして、それを家族や身近な人と共有していたと思います。きっとそこには笑顔があって、それが記憶に残り、やがて受け継がれ文化になっていたと思います。
現在では、そこまでは難しいとしても栗農家がいれば美味しい栗を味わってもらうことは可能だし、もっと言えば、焼き栗をはじめ、モンブランや栗きんとんなどの加工品でより手軽に味わえる時代になっています。
私はこの文化を未来につなげる為、100年先も続く栗産業を築き上げていきたいと思っています。「栗の深雫」もその取り組みのひとつです。
最後に、「栗の深雫」はたくさんの方に美味しい栗を手軽に味わっていただける事を願って商品化しました。是非、ご賞味ください。


